top of page
  • 執筆者の写真haru_hi

[0:0:1]君への問いかけ

更新日:2023年5月22日


君は、タイムリーパーの存在って信じる?

え?それは、創作物だろうって?

そうだね。そうかもしれないね。

タイムリーパーについては小説やドラマ、アニメとかで知られてる。

ねぇ、なんで君はタイムリーパーの存在を否定できるの?

だって、タイムリーパーの人を見た事がないんでしょ?

それに実際、物語に出てきてる。

なら、いるかもしれないじゃないか

みたことないからって否定するのは良くない。もちろん、信じすぎてもいけないけどね。

え?どっちなんだよ?っていわれてもねぇ…

どっちなんだろうね。僕にもわからないや。

でも、僕はこんな話を知ってるよ。

タイムリーパーがいる事で、救われた存在がいるっていうお話。

とある人が友人のために代償を払って、タイムリープしてその友人の命を救ったんだ。


タイムリープしたあの人は、代償を払ったけど幸せそうだった。

それに、助けて貰った人も幸せそうだったよ。

どう素敵でしょ?

代償を払ったなら幸せじゃないと思う?

う~ん…それについてはどうかな。

自分の何かを犠牲にして大切な人を救えたなら、犠牲になったその人は幸せなんじゃないかな?


幸せの定義なんてひとそれぞれなんだし。


それに…この話が、フィクションか、ノンフィクションかはわからない。

でも、この話は存在してる。


不思議だね。


でも、どちらにしても素敵じゃない?

突然なんだけど…

僕はね、君にももっと、視野を広げて世界を見てほしいと思ってるんだ。

世の中は色んなことでつまってる。

だから、いっぱいいっぱい、たくさんのことを吸収してってね。


君の個を保ちつつ、君の存在が大きくなることを僕は願ってるよ。

じゃあ、僕はそろそろ行かなくちゃ。


どこにって……もとの世界に。

それじゃあ、トリッパーじゃないかって?

そうだね。そう、そうやって、考え続けてみて

またいつか、君に出会えることを願ってるよ。


―――ばいばい

閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示

[1:1:0]夢花火

<登場人物> 奏:女性。かなで。 永久:男性。とわ。 奏:暗い空に色鮮やかな光が散っては消える。それは、まるで君みたいだと思った。 私の心に光をともして、そして消えてしまった。 ー花火の帰り道ー 永久:「花火、綺麗だったね」 奏:「うん。また、来年も見ようね」 永久:「見れるかなぁ…」 奏:「見れるよ!…見よう」 永久:「…うん。」 奏:「ねぇ、永久。一緒に住もう」 永久:「えっ。でも…」 奏:「

はるのーと物語

©2022 はるのーと物語。Wix.com で作成されました。

bottom of page